特集アジアのサプライチェーンをめぐる事業環境
アジア大洋州のサプライチェーンは、物流の混乱、原材料・部品不足、エネルギー価格などのコスト上昇など、複数のかく乱要因に見舞われた。新型コロナ感染拡大の影響が収まりつつある一方で、ウクライナ情勢などが事業環境に大きく影響している。ジェトロが現地で収集した情報に基づき、サプライチェーンをめぐる各国の直近のビジネス環境や企業動向について報告する。
2023年2月21日
この特集の記事
今後記事を追加していきます。
- 総論:アジア大洋州地域におけるビジネス課題と再編の動き
- コロナ禍後のシンガポールで物流・製造業再編加速か
- コロナを受けた戦略転換(1)調達多様化や自動化が加速(マレーシア)
- コロナを受けた戦略転換(2)米中摩擦は一時的に恩恵(マレーシア)
- 日系企業の7割強に、供給網混乱・コスト上昇の影響(タイ)
- 大型投資が続く電子産業、加工貿易からの構造転換には課題も(ベトナム)
- 生産継続のため、逆風に立ち向かう日本企業(インドネシア)
- 新型コロナがもたらした物流逼迫に一服感(フィリピン)
- コロナ禍や災害でサプライチェーンが混乱(フィリピン)
- 生産移管の受け皿として注目も、物流遅延や現地調達が課題(カンボジア)
- 経済回復も、供給網混乱の影響続く(オーストラリア)
- 製造業企業の調達方針は「ジャスト・イン・ケース」に(インド)
- ミャンマー政変後の生産移管、より長期的な視点で(バングラデシュ)
- コロナ後の外貨準備高減少で輸入困難に直面する日系企業(パキスタン)
- 迅速な経営判断や創意工夫で苦境を乗り切る在スリランカ日系企業