シリーズ「スタートアップの今」 フランスに見る起業支援策 “フレンチテック”
2018年07月12日
「世界は今」のアクセシビリティ対応について
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パリで開催された大規模なスタートアップイベントでマクロン大統領は、この分野に昨年、25億ユーロが投資され、フランスが地域をリードしていることを誇った。同国では今、官民をあげたスタートアップ支援が進められている。会場では、地元大手企業が自社の課題を解決するテクノロジーを持つスタートアップをブースで紹介、“オープン・イノベーション”の取り組みが見て取れた。政府主導の支援策「フレンチテック」には、経費補助や外国人へのビザ手続きの簡素化などの優遇制度があり、パリの巨大インキュベーション施設「ステーション F」に入居するインド企業も、これを利用しているという。こうした動きは、さらに、地方都市にも広がっている。フランスのスタートアップの今を取材した。
(10分03秒)
テキスト解説:視覚障害のある方のための文字おこしテキストです。
映像説明: ジェトログローバルアイオープニングタイトル。 薄い青を基調としたコンピューターグラフィックスの背景画。 世界地図から飛び出した、中が空洞になった地球儀が、回転しながら拡大表示される。 さらに世界のさまざまな都市の画像が周囲を取り巻きタイトルが現れる。 「世界は今ジェトログローバルアイ」
映像説明: スタジオ。 地球儀と都市の画像をバックに、女性キャスターが入ってくる。 濃紺のブラウスに白のスカート。
テロップ: 宮瀬 茉祐子(みやせ まゆこ)
宮瀬キャスター: 世界は今、ジェトログローバルアイ。 最近、日本でも話題の「スタートアップ」。 ビジネスを立ち上げること、また、その企業のことですが、イノベーションによる新たなビジネスモデルと事業化のスピードがポイントといいます。 ヨーロッパでは、今、フランスもスタートアップ大国を目標に掲げています。 そのために力を入れているのが、「フレンチテック」と呼ばれるスタートアップ支援策です。 世界から注目されるその取り組みを取材しました。
タイトル: シリーズ「スタートアップの今」 フランスに見る起業支援策“フレンチテック”
映像説明: ボルドーとパープルの壁を背に、スーツを着たマクロン大統領が手ぶりを交えて演説する。
テロップ: マクロン大統領
マクロン大統領・フランス語: 2017年はフレンチテックにとって記録的な年になった。 スタートアップに対し25億ユーロの投資があり、それは3年間で3倍以上の金額になった。 フランスは、大陸欧州のリーダーである。
映像説明: 「VIVA(ビバ) TECHNOLOGY」、「MAY 24-25-26, 2018」の看板を掲げる4階建てほどの建物。エントランスの外には、携帯電話で話しながら歩く人や立ち話をする人などが見られる。 会場内。 天井の高いオープンスペースは、入場パスを首からぶら下げた人であふれかえっている。 橙色の社名が目を引くOrange社のブース。 吊り下げられた波型の細長いスクリーンに「#(ハッシュタグ)Orange」の文字がいくつも表示される。 フロア中央の床に設置された「VIVA(ビバ)」のロゴマークが、頭上の巨大ミラーに映っている。 さまざまな色に変化する電光の文字。 足を止めて見上げる人もいる。
テロップ: パリ
テロップ: 2018年5月24~(から)26日 VIVA(ビバ) TECHNOLOGY
ナレーション: マクロン大統領のスピーチで始まったヨーロッパ最大級のスタートアップイベント。 9,000のスタートアップと1,900人の投資家が参加し、来場者は10万人を超えた。
映像説明: ルイ・ヴィトンのブース。 黒地に白文字で「LVMH」、「THE FUTURE OF LUXURY」と書かれたプレートの下に人が集まる。 AIRBUSのブース。 巨大なドローンをが吊り下げられている。 AIRBUSのロゴマーク入り胴体から伸びる4つの翼は円盤状で、一つ一つにプロペラが付いている。 翼部分のランプが点滅する。 その真下に展示された流線形の車両はアウディのロゴマークが入った2人乗り。 男性2人が乗り込み、周囲に人だかりができている。
ナレーション: このイベント最大の特徴は、スタートアップイベントでありながら、スタートアップ自身のブースは、ほとんどないことだ。 モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトンやAIRBUSなどの大企業が、各社の課題をオープンにし、それを解決するテクノロジーを持つスタートアップを各社ブースの傘下で紹介している。
映像説明: 別のブース。 クッション性のあるイスに女性が仰向けで横たわり、脇の持ち手を握る。 隣のパソコン画面には物体が跳ねるアニメーション動画。 イスに横たわった女性がヘッドホンとVRゴーグルを装着し、目の前に置かれた大型のファンから風を受けている。
ナレーション: 日本でもオープン・イノベーションの取り組みが盛んになっているが、それが目に見える形で、一堂に会して行われているのだ。
映像説明: SNCFのロゴマークとともに「OPEN TRANSPORTATION」と書かれたパビリオン。 モニターがいくつも並ぶ。 白いカットソーの女性が、眼鏡をかけた男性に説明をする。 髪を後ろで束ねた男性の話をうなずきながら聞く。
テロップ: SNCF フランス国有鉄道
ナレーション: そのことは、フランス国有鉄道のパビリオンにも見られる。 フランス国有鉄道は今回、鉄道利用者の利便性の向上や、車両メンテナンスなどに関するテクノロジーを持つスタートアップを紹介していた。
映像説明: 「MAINTENANCE」と書かれた鉄道車両のイラスト入りパネルの前。 白いカットソーを着たSNCFの女性担当者がコメントする。
SNCF 担当者・フランス語: 当社のウェブサイトや駅を利用するお客へのサービス向上、車両のメンテナンスなどに関するスタートアップを支援しています。
映像説明: ひっきりなしに人が行き交うSNCFのパビリオン。 SNCFの女性担当者が眼鏡をかけた男性と話しこんでいる。
ナレーション: 自社で開発するより経費がかからないことが魅力だという。
映像説明: ポール・アンプロアと書かれたブース。 話しこむ人やスマートフォンを確認する人たちなどで混雑している。 パーティションには「JOBS」の文字。 黒いスーツを着た女性がパソコンを操作する横で、あご髭を生やした男性が画面を食い入るように見つめる。
テロップ: ポール・アンプロア フランスのハローワーク
ナレーション: 一方、違う観点でパビリオンを出展している公的機関がある。 フランスの労働省が管轄するポール・アンプロア。 日本でいうハローワークだ。 ポール・アンプロアの狙いの一つは、スタートアップを支援することで、新しい雇用機会を生み、結果的に失業者数を減らすことだ。
映像説明: 白いシャツを着たポール・アンプロアの女性担当者がインタビューに答える。
ポール・アンプロア 担当者・フランス語: 私たちは、半年間、ポール・アンプロア施設内の場所と専門家による指導サービスを提供しています。また、失業者に試作品のモニタリングを依頼することで、手間をかけずにテストができるので、スタートアップはよりよい製品を開発することができます。
映像説明: 街を一望する景色。 木々(きぎ)が生い茂る公園に大勢の人が歩いている。 その奥は見渡す限りのビル群。 橋の下を流れゆくセーヌ川。 向こうに霞がかったエッフェル塔がそびえる。 自動車やオートバイが行き交う大きな交差点。 噴水のある奥の広場に、先端が金色に輝くオベリスクが建っている。 街路樹の葉が青いシャンゼリゼ通り。 行く手には巨大な凱旋門。 百貨店の前。 雨の中、観光客のグループやコートを着た女性たちが颯爽と横断歩道を渡る。
ナレーション: 官民挙げて、スタートアップを支援しているフランス。 その背景には、自動車や機械などの製造業が労働賃金の安い東欧やトルコなどに生産拠点を移しているため、産業の空洞化による国際競争力の低下と失業率の上昇の懸念があるという。
映像説明: 仕切りのないワーキングスペース。 スモーキーブルーの壁にはアルファベットのFやTの文字をかたどった金色のスティックバルーン。カジュアルな服装の若者たち十数名ほどが、それぞれパソコンに向かっている。 イヤホンをしながら画面でソースコードを確認する男性や、ノートパソコンに視線を落とす男性。 ヘッドホンをしながらモニターを熱心に見つめる男性もいる。
テロップ: フレンチテック
ナレーション: そこで、産業構造の変革に向けてフランス政府が実施する産業政策の一つが、2013年から始めたスタートアップ支援策のフレンチテックだ。
映像説明: 一面が、すりガラスの会議室。 軽食や飲み物が置かれたテーブルを9名の男女が囲み、壁際の大きなモニター画面を見つめる。 ピンクのブラウスを着た女性が立ち上がって説明する。
ナレーション: フランス政府はスタートアップに対してどのような支援を行っているのか? 公的機関のフレンチテック事務局の担当者はこう話す。
映像説明: オープンスペースの一角で、ピンクのブラウスを着たフレンチテック事務局の女性担当者がコメントする。
フレンチテック 担当者・フランス語: 公的銀行からの財政的な支援や外国人のビザ取得など、スタートアップが多くの恩恵を受けられるフランス政府主導の支援策がフレンチテックです。
映像説明: モニターに「#(ハッシュタグ)FRENCH TECH HUBS AROUND THE WORLD」と題された世界地図のイラスト。 東京のほか、ニューヨーク、サンフランシスコ、ロサンゼルス、モントリオール、ソウル、北京、上海、深セン、台北、香港、ベトナム、ドバイ、イスラエル、モスクワ、ベルリン、ミラノ、ロンドン、バルセロナが赤字で表示されている。 すりガラスの会議室。 フレンチテック事務局の女性担当者が、モニターの世界地図を見ながら出席者に語りかける。
テロップ: フレンチテック フランス政府が力を入れているスタートアップの支援策
ナレーション: フレンチテックとはフランス政府が力を入れているスタートアップの支援策。 フランスは、「フレンチテック」というブランドで国際的にアピールしているのだ。
映像説明: ワーキングスペース。 明るく開放的なフロアにデスクが並ぶ。 壁には付箋紙やホワイトボード。 話し合っているグループやパソコンに向かっている人がいる。 別の一角。 壁に、木の板で作られた大きなカレンダー。 数名がモニターを見ながら作業をしている。 ワーキングスペースは街路樹の見える窓際の明るいエリアから、奥まった落ち着きのあるエリアまである。 奥まったエリアには数メートルあるテーブルが向かい合わせに設置され、人々が私物を広げて作業している。 窓際には広々とした複数のデスクがアイランド状に設置されている。 壁際のデスクでは男女が手帳を開きながら話をしている。 球体のシェードランプがぶら下がる休憩スペース。 L字型のソファーで、携帯電話を眺める男性や横になって休憩を取る男性もいる。 奥には、テーブルにいくつもイスを並べたスペースもある。
テロップ: フレンチテックチケット ○4万5,000ユーロの支給 ○1年間 インキュベーション施設使用が無料 ○海外スタートアップの滞在許可証取得の簡素化など
ナレーション: なかでも、フランス国外のスタートアップ向けに提供される支援策には、フレンチテックチケットが挙げられる。 フレンチテックチケットを獲得すると4万5,000ユーロの経費補助が受けられる。 また、フランス全土のインキュベーション施設41ヵ所のうちの一つを1年間無料で利用することができる。 さらに応募者自身とその家族に対して、フランス滞在許可証の交付手続きを簡素化するなどして、海外のスタートアップの国内誘致に取り組んでいる。
映像説明: 木目調の部屋。 正面の薄型モニターの下に「Google」と木製のアルファベットブロックが並ぶ。 ワイシャツを着て、黒ぶち眼鏡をかけた男性が出席者に向かって説明する。 モニター画面に「Fastest way to Explore Your Data」と表示され、世界地図とグラフ、統計データが次々と映し出される。 黒ぶち眼鏡をかけた男性が笑顔で語りかける。 腰掛けた9人の男女が耳を傾ける。
ナレーション: そのフレンチテックチケットを獲得したインド企業。 保険会社が保有している加入者の病気や事故など、さまざまなデータを分析するソフトウエアを開発している。 この企業は、多額の奨励金にメリットを感じてアメリカのシリコンバレーではなくフランスを選んだという。
映像説明: オープンスペースの一角で黒ぶち眼鏡をかけた男性がコメントする。
テロップ: スタートアップ
黒ぶち眼鏡をかけた男性・フランス語: 私たちの製品開発はまだ始めたばかりで、そのような段階において、フレンチテックチケットによる資金援助のあるフランスは魅力的です。
映像説明: サンルーフからの日差しが明るい長方形の巨大空間。 中央に吹き抜け、両サイドに通路が伸びる。 吹き抜けを横切るように造られた「MASTER STAGE」。 通路を行く、タブレットやコーヒーを持った女性たち。 上のフロアにはミーティングをする人々がいる。 吹き抜けに面したガラスの壁には、IT(アイティー)サービスのロゴマークが並ぶ。 吹き抜けにせり出すように、コンテナ型の白い部屋が複数配置されている。 ガラス製の壁越しに、テーブルで打ち合わせをする人々や、パソコンに向かう人の姿がのぞく。
テロップ: パリ
テロップ: ステーション F 世界最大級のインキュベーション施設
ナレーション: この企業が入居しているのは、2017年にパリ市内にオープンした民間の起業支援施設「ステーション F」。 貨物列車の駅を改装したこの施設は、会議室や作業場、さらには3,000人分の執務スペースなどが整備されている。 これは世界最大規模。
映像説明: MASTER STAGEには「Bloomberg」のロゴが飾られ、スーツを着た人の姿もある。 MASTER STAGEを見下ろすコンテナ型の部屋。 室内の壁も白で統一され、数名の男女がミーティングをしている。 通路の奥まった場所にある、ガラス張りのテナント。 「TechShop」の看板が通路側に向けられ、室内には作業台などがある。
ナレーション: ここには、1,000社を超えるスタートアップが入居。 さらにフレンチテックをはじめ、外国人滞在当局など多くの行政機関の窓口もあり、スタートアップの活動をサポートしているのだ。
映像説明: 街なかの広場。 人々がカメラを向ける先に木製のメリーゴーラウンド。 その横に機械じかけの巨大な象の乗り物。 大勢の観光客が集まり、見上げている。 街なかの別の通り。 空高く伸びる、彫像を擁した白い記念柱(きねんちゅう)。 通りに沿って教会の尖塔や石造りのアパート、聖堂の入り口が見える。
ナレーション: フレンチテックの特徴はもう一つある。 フレンチテックの取り組みをパリなどの都市部だけでなく、全土に広げるため、リヨン、ナントなど13都市をネットワークの拠点として指定している。
映像説明: 四角い枠内に地図のイラスト。 フランス北部に位置するパリ。 その南西方向にナントがある。 市内の歴史的な建物。 長い屋根を取り囲むように突き出た小さな尖塔。 そのあいだにステンドグラスの窓が連なる。 手前にも古い石造りの建物やアパートがある。 広場を取り囲む5階建てほどのアパート群。 装飾の施された窓が規則正しく並び、黒い鉄製の手すりが備え付けられている。 別の場所。 工事現場に巨大な建物の骨組み。 敷地を取り囲む壁には、完成予想図が描かれている。
ナレーション: パリから南西におよそ340キロ離れた地方都市ナント。 かつては、造船業や航空産業で栄えていたが衰退していった。 スタートアップが生み出す新たなビジネスに期待が集まっている。
映像説明: 3階建ての現代的なビルの外観。 ビル内のワーキングスペース。 ゆったりとしたデスクが並び、10名ほどの男女がノートパソコンを開くなどしている。 休憩スペースの前で、眼鏡をかけた女性がストライプのシャツを着た男性2人に中を案内している。
テロップ: ラ・カンティーヌ・ニュメリック ナント市のインキュベーション施設
ナレーション: 市内にある「ラ・カンティーヌ・ニュメリック」。 この施設では、支援期間を設けず、会社規模が大きくなるまで手厚いサポートを受けることができる。 入居できる会社規模について担当者は…。
映像説明: 眼鏡をかけた施設担当者の女性がコメントする。
施設担当者・フランス語: ここで支援を受けられる条件の一つは、従業員数(じゅうぎょういんすう)。 6人から8人規模の企業になると事務所は別に設けてもらうことにしています。
映像説明: 施設担当者の女性が、ワーキングスペースの奥へ行く。 デスクに向かって十数名の若者たちが黙々と作業をする。
ナレーション: この施設では、すでに従業員100人以上の企業を10社、送り出している。
映像説明: 紺のジャケットを着た男性がノートパソコンに向かって作業する。 脇には「fifty truck」とロゴマークが描かれた大型トレーラーの模型。 斜め向かいの席ではヘッドホンをした男性が、真剣な表情でノートパソコンの画面を見つめる。 パソコン画面に表示された輸送ルートの一覧と地図。 パリとナントを結ぶルートが濃い色で囲まれている。 男性が画面を指さす。
ナレーション: こちらは、4ヵ月前、この施設に入居し起業したスタートアップ。 人工知能を使った効率的な輸送ルートを提供するソフトウエアを開発している。
映像説明: 大きな窓がある会議室。 スクリーンに映し出されたイラストを示しながら、紺のジャケットを着た男性が出席者にプレゼンテーションをする。
テロップ: なぜナント市を選んだのか
ナレーション: なぜ社長は、スタートアップの地をパリではなく、ナントを選んだのか?
映像説明: ワーキングスペースの席で、紺のジャケットを着たスタートアップの社長が答える。
テロップ: スタートアップ
スタートアップの社長・フランス語: ナントはパリよりも、製品開発や資金調達などの協力が得やすいオープンな環境があると考えています。 パートナーやお客を見つけやすく、大企業とも話す機会があります。
映像説明: 会議室のスクリーンに映し出された資料。 金額などの数字が示され、社長がノートパソコンで操作する。 身ぶりを交えて語りかける社長。 スクリーンに古い電話やタイプライターの写真を表示させながら、熱弁を振るう。
ナレーション: この施設のスタートアップ支援の特徴として、資金面だけでなく、大企業とのマッチングができる場も提供しているのだ。 また、この施設を利用して大きくなった企業がスタートアップを支援する側へ回る例もあり、好循環が生まれているという。
映像説明: 真っ青な空に、青・白・赤のフランス国旗がたなびく。 上空を飛行機が横切る。 人通りの多い街の中。 ホテルやカフェが並ぶ歩道を人々が行き交う。
ナレーション: 国だけでなく、自治体や民間企業を挙げて、スタートアップ支援に力を入れているフランス。 日本の国際競争力向上や地方の活性化のため、スタートアップを進める日本にとって、フランスの支援策にヒントがありそうだ。
映像説明: 動く世界地図をバックに、中が空洞になった地球儀がゆっくり回転する。
番組で紹介しているフランスなど、欧州のスタートアップに関するレポートは、「特集 欧州に学ぶ、スタートアップの今」をご覧ください。
次の番組も併せてご覧ください:
- シリーズ「スタートアップの今」 日本の技術とアイデアで世界をつかめ!(2018年08月16日)
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