ジェトロの取り組み
日本の農林水産物・食品輸出を支援します
ジェトロ は、「2019 年に農林水産物・食品の輸出額1 兆円」という政府目標、および政府が推進する地方創生に貢献していくため、国内外のネットワークを最大限活用し、2017 年に設置された日本食品海外プロモーションセンター(JFOODO)のプロモーションとも連動しつつ、品目別輸出団体等との連携や、関係省庁等と一体となったオール・ジャパン体制での農林水産物・食品の輸出に取組んでいます。
全国に輸出相談窓口を設置し、ワンストップで情報提供
輸出先国・地域のマーケット情報や国別・品目別での現地輸入規制・検疫等の制度情報を収集・蓄積し、全国内事務所に設置している輸出相談窓口、ウェブサイト・セミナーの開催等を通じて、事業者に情報提供しています。
海外企業との商流構築機会
海外見本市や国内外での商談会の開催等、事業者の円滑な商流構築のため、リアルとオンラインの双方で機会提供に取り組んでいます。その他、海外に日本産食品サンプルショールームを設置、現地バイヤーを誘致し、商品サンプルに関心を示した現地バイヤーとのテレビ会議システムを活用したオンライン商談を実施する他、事業者と国内商社等とのマッチング機会の提供も行っています。
日本産食品サンプルショールーム
オンライン商談
香港での食品展示会におけるジャパンパビリオン
輸出に向けた個別支援の提供
海外バイヤーから寄せられる個別引合情報の提供、専門家による個別企業への支援等も行っています。また海外に配置する農林水産・食品分野の専門家(海外コーディネーター)が、Eメール相談、ブリーフィングを無料で実施しています。
海外における日本産農林水産物・食品のブランド構築を推進
JFOODOでは、有望品目と対象国・地域を定めたプロモーション戦略を策定し、広告、PR、販売促進等を統合的に組み合わせて、事業者と共に実行します。これにより、日本産農林水産物・食品の海外での新たな市場創造とブランド構築に貢献しています。
旧正月期の香港の地下鉄駅構内にて日本産水産物の広告を展開
欧米の消費者に対し「生ガキといえば日本酒」といった組み合わせを提案
「日本茶=マインドフルネスビバレッジ」を伝える展示ブース、茶道体験イベントを実施
他にも次のような事業・サービスを行っています。
- 日本産農林水産物・食品の魅力・価値に関する海外向け情報発信
- 産地間連携や広域連携の推進を通じた地域産品の輸出支援
タイ・バンコクでの水産物PR イベント