サンパウロ州、公共交通機関でのマスク着用義務を撤廃
(ブラジル)
サンパウロ発
2023年03月06日
ブラジルのサンパウロ州政府は3月3日、2022年11月26日から施行していた公共交通機関でのマスク着用義務を撤廃した(注1)。同州政府は、2月下旬に終了した、人の移動が増えるカーニバル休暇以降の状況も踏まえ、新型コロナウイルス感染拡大状況が落ち着いたため、と説明した。直近では、国家衛生監督庁(ANVISA)が、3月1日付公式サイトを通じて、空港や航空機内でのマスク着用義務化の撤廃(注2)している(2022年11月30日記事参照)。
(注1)65歳以上や免疫不全疾患の人などには引き続きマスク着用が推奨されている。
(注2)マスク着用の義務化はなくなるものの、引き続き着用は推奨される。
(古木勇生)
(ブラジル)
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