ドイツ、中国からの入国者への新型コロナ陰性証明書の提示義務を解除
(ドイツ、中国)
ベルリン発
2023年02月28日
ドイツ連邦政府は2月22日、中国からの渡航者に対する(1)新型コロナウイルス陰性証明書提示の義務付けと、(2)ドイツ到着後の無作為の新型コロナの迅速抗原検査を行う措置を、同日から撤廃すると発表した。ロベルト・コッホ研究所(RKI)が2月20日、中国を「懸念される変異株が発生する恐れのある変異株まん延地域」への指定を2月22日から解除すると決定したため。ただし引き続き、中国在住者の入国時には、連邦警察が認める「重要な渡航理由」の提示が求められる。
中国は、1月9日から「懸念される変異株が発生する恐れのある変異株まん延地域」に指定されていた(2023年1月10日記事参照)。
なお、2月28日現在、「懸念される変異株が発生する恐れのある変異株まん延地域」または「変異株まん延地域」に指定されている国・地域はない(注)。
(注)日本語でのドイツ入国や防疫措置の情報は、在ドイツ日本大使館「新型コロナウイルスに関連する最新情報(ドイツでの措置と日本入国関係)」で確認できる。
(中村容子)
(ドイツ、中国)
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