日本航空、7月16日から天津~成田直行便の運航再開
(中国)
北京発
2022年07月20日
日本航空(JAL)は7月13日、天津~成田の直行便運航を7月16日から再開すると発表した。当面は週1往復で、土曜日に運航する。今回の運航開始により、同社が日中間で運航する旅客便は、大連~成田、広州~成田を含め3路線になった。
日本と天津市を結ぶ直行便では、スプリング・ジャパンが天津~成田を4月4日から隔週(月曜日)で運航しているほか、中国系航空会社では天津航空が天津~関西を7月19日から週1便(火曜日)で運航している。
天津市以外の都市でも、日本との直行便を再開する動きが見られる。北京市と日本を結ぶ直行便では、全日本空輸(ANA)が6月30日、北京発成田行の片道のみの直行便を7月11日から10月29日まで週1便(月曜日)で再開すると発表したほか(2022年7月1日記事参照)、海南航空も7月13日から北京~成田を週1便(水曜日)で運航再開した。中国東方航空は7月19日から西安~成田を週1便(火曜日)で運航再開した。
日中間の移動に関連する規制も緩和傾向にある。中国政府は6月28日に中国への入境者に対する隔離期間を7日間に短縮する措置を発表(2022年6月29日記事参照)。同措置を受けて、各地方政府も入境者に対する隔離期間の短縮措置を講じており、天津市は6月28日から入境者に対する集中隔離期間を7日間に短縮した。北京市も7月6日、直行便で同市に入境した人については、集中隔離期間を7日間とすると発表している(注、2022年7月7日記事参照)。
(注)実際の入境や移動に当たっては、必ず事前に目的地となる都市のアパートやホテルなどに最新の状況を確認する必要がある。
(趙薇)
(中国)
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