5月23日から新型コロナ抗原検査による証明書も有効に
(韓国)
ソウル発
2022年05月16日
韓国保健福祉部は5月13日、海外からの入国前後の新型コロナウイルス検査方法と時期について、以下のとおり変更すると発表した。
1.入国前のPCR検査陰性証明書の提出(5月23日から)
韓国への入国の際、これまで出発日基準で48時間以内のPCR検査による陰性証明書の提出が求められていたが(2022年1月21日記事参照)、これに加え、24時間以内に実施した抗原検査(RAT)による陰性証明書もPCR陰性証明書と同様、有効な証明書とする(注1)。
2.入国後の新型コロナ検査の縮小(6月1日から)
4月15日の発表(2022年4月18日記事参照)では、入国後のPCR検査を「入国後1日目」に実施するとしていたが、「入国後3日以内」に変更する。また「入国後6~7日目にRAT検査の実施」は、現行の義務から勧告に変更する。
これにより6月1日以降は、(1)短期滞在外国人の場合は、入国時にPCR/RAT検査証明書提出後、3日以内に仁川空港コロナ19検査センター、または医療機関でPCR検査(検査費用は自己負担)、入国後6~7日目に自己RAT検査(勧告)を実施する。(2)長期滞在外国人の場合、入国時にPCR/RAT検査証明書を提出後、3日以内に保健所でPCR検査を実施、入国後6~7日目に自己RAT検査(勧告)を実施する(注2)。
(注1)陰性証明書が発給される抗原検査に限る。
(注2)承認ワクチンの2回接種完了後14日から180日までの者、または3回接種した者で、入国時に症状がない場合。入国時に症状がなく、ワクチン未接種者の短期滞在者の場合は、臨時生活施設で7日間の隔離、入国時に症状がある場合は検疫所指定隔離施設でPCR検査を実施する。
(当間正明)
(韓国)
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