韓国政府、3月21日から段階的に入国時の隔離措置を免除
(韓国)
ソウル発
2022年03月15日
韓国保健福祉部は3月11日、海外からの入国者のうちワクチン接種完了者に対する隔離免除を発表した。具体的には、まず、海外でワクチン接種を完了し、既に検疫情報事前入力システム(Q-CODE、2022年2月15日記事参照)を通じてワクチン接種履歴を登録している場合、国内での登録完了者として3月21日から隔離免除措置が適用される。次いで、韓国国内でのワクチン接種履歴が未登録の場合、Q-CODEを通じ、ワクチン接種履歴を入力し、証明書を添付することで4月1日から隔離免除措置が適用される。
隔離免除対象者は、世界保健機関(WHO)緊急承認ワクチン接種完了基準に基づき、(1)2回目のワクチン接種後、14日以上180日以内の人、または(2)3回目のワクチン接種を完了した人とした。
さらに、これまで認められていなかった公共交通機関の利用についても、4月1日から可能となる。また、入国前後のPCR検査については、3月10日から(1)入国前、(2)入国後1日目、(3)入国後6日目~7日目の3回の検査体制は維持しつつも、(3)入国後6日目~7日目の検査はPCR検査から抗原検査に変更された。
(当間正明)
(韓国)
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