検疫情報事前入力システムの試験運用を開始、入国時の手続きを簡素化
(韓国)
ソウル発
2022年02月15日
韓国保健福祉部は2月14日、検疫時間短縮と検疫手続き簡素化を目的に導入予定の「検疫情報事前入力システム」のテスト運用を2月21日から3月11日までの間、仁川国際空港を発着する5つの航空会社51便(注1)で実施すると発表した。
テスト運用対象の航空便を利用する海外入国者は、航空便の搭乗前までに、検疫情報事前入力システムに検疫関連情報を入力(注2)し、QRコード(Q-CODE)を発行、発行後保存または印刷し、韓国到着時の空港での検疫書類の提出に代えて、空港検疫職員がQRコードをスキャンすることで手続きが完了する。
同部では、テスト運用の結果を分析し、必要な修正を加えた上で、3月中に正式サービスを開始する予定としている。
(注1)大韓航空25便、アシアナ航空23便、ティーウェイ航空、ジンエアー、シンガポール航空各1便。
(注2)英語版のホームページは、2月23日からテスト運用開始。入力手順は、(1)約款同意、(2)電子メールアドレス入力、(3)パスポート情報入力、(4)入国および在留情報の入力、(5)検疫情報(ワクチン接種証明書、隔離免除書)の入力、(6)健康情報(PCR陰性証明書、健康状態説明書)の入力、(7)Q-CODEの発行、の順。
(当間正明)
(韓国)
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