英国の主要な産業クラスターにおけるCCUSプロジェクトの動向‐ハンバーおよびティーズサイドを除くイングランド‐(2023年2月)
2023年02月15日
最終更新日:
英国では、2050年までのネットゼロ達成に向けた取り組みが進む。政府が力を入れている脱炭素技術の分野に、二酸化炭素(CO2)の回収・有効利用・貯留(CCUS)と水素がある。CCUS分野では、2025年までにCCUSを2カ所に、2030年までに4カ所に設置、年間最大1,000万トンのCO2の回収を目指す。水素分野では、2030年までに10GWの低炭素水素製造能力を開発すること、また少なくとも半分はグリーン水素とする方針を掲げる。
両分野における企業の取り組みも加速している。重工業地域の脱炭素化に向けたプロジェクトが目立ち、CCUSを活用したブルー水素やグリーン水素を製造するプロジェクトもある。
本報告書では、英国のCCUSのクラスターを中心に、各プロジェクトの企業動向についてまとめ、都度発信し、英国、日本において関連事業を行う日本企業・日系企業のビジネス機会について洞察を提供することを目的とする。第4回では、第1回で取り上げたハンバー、第2回で取り上げたティーズサイドを除くイングランド地域における中核的なCCUSプロジェクトを取り上げる。
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- シリーズ名:
- 英国の主要な産業クラスターにおけるCCUSプロジェクトの動向
- 発行年月:
- 2023年02月
- 作成部署:
- ジェトロ欧州ロシアCIS課、ジェトロ・ロンドン事務所
- 総ページ数:
- 19ページ