スタートアップが見たドバイGITEX 成功する営業の心得とは
2021年12月09日
「世界は今」のアクセシビリティ対応について
ジェトロ・ウェブアクセシビリティ方針に基づき、「世界は今」では次のような取り組みを行っています。
- 聴覚障害をお持ちの方向け
- 字幕キャプションを用意しています。動画コントロールバーで字幕をオンにしてご利用ください。ただし、Internet Explorerでは文字体裁が崩れるため、 Google ChromeやFirefoxのご利用を推奨します。
- 視覚障害をお持ちの方向け
- 動画の内容をテキストに起こした「テキスト解説」をご利用ください。動画の次にテキスト解説を表示させるリンクがあります。
「2020年ドバイ国際博覧会」が開かれているさなかの10月に、ドバイで中東・アフリカ最大のIT展示会「GITEX GLOBAL 2021」が開催された。設置されたスタートアップに特化したエリアは、世界中から関心を集めていた。その中のジャパンパビリオンに参加した宇宙ベンチャーとバッテリーメーカーが世界での認知度を高め、いかにビジネスにつなげていこうとしているのか、その戦略を追った。
(8分18秒)
テキスト解説:視覚障害のある方のための文字おこしテキストです。
映像説明: ジェトログローバルアイオープニングタイトル。 フランス・パリのエッフェル塔や凱旋門、アニメキャラクターのコスプレをした20代くらいの海外の女の子や、渋谷のスクランブル交差点の写真など、世界中の12枚の写真が画面の奥から飛び出してくる。水色を基調としたコンピューターグラフィックの背景に、中が空洞になった緑色(みどりいろ)地球儀が回転しながら現れる。画面右側で地球儀が回転し、左側に紺色の文字で「世界は今 JETRO Global Eye(ジェトロ グローバル アイ)」と書かれたタイトルテロップが表示される。
映像説明: スタジオ。横長の薄い黄緑色(きみどりいろ)の背景モニターに緑色(みどりいろ)を基調とした地球儀と「世界は今 JETRO Global Eye(ジェトロ グローバル アイ)」のロゴが映し出されている。前方にも小さいモニターが置いてある。モニターには、青空の下、広いベージュ色(いろ)の通路の左側にヤシの木が植えられ、さまざまな国の国旗が掲げられている。通路の上に「EXPO 2020」の緑色(みどりいろ)の文字のオブジェが置かれ、奥には巨大な箱型の黒い門のようなものが見える。モニターの左側、スタジオ中央に女性キャスターが座っている。ボウタイの付いたターコイズブルーのブラウスと薄黄緑色(うすきみどりいろ)のズボンを着ている。
女性キャスター: 世界は今、ジェトログローバルアイ。
映像説明: スタジオ。薄い黄緑色(きみどりいろ)のモニターを背景にした女性のバストショット。
テロップ: 江連 裕子(えづれ ゆうこ)
江連(えづれ)キャスター: 中東のビジネスと金融の中心都市ドバイで、今、国際博覧会が開かれています。
映像説明: スタジオ。江連(えづれ)キャスターが左のほうに体の向きを変える。画面の左側に江連(えづれ)キャスターが、右側に小型モニターがある。モニターには屋外のベージュ色(いろ)の広場に花をモチーフにしたような赤いオブジェが置かれている。右側の建物のそばにベージュ色(いろ)の日よけテントのようなものが取り付けられたグレーの柱が奥へと並んでいる。広場を大勢の人物が行き交う。グレーの通路の展示会場の中。黒い天井に照明が取り付けられ白いブースなどが設置されている。黄色(きいろ)の床に茶色のテーブルと白い椅子が2脚置かれ白い服を着た男性が座っている。大勢の来場者が行き交う。上部にテレビモニターが取り付けられた赤い小さなブースが並んでいる。紺のTシャツを着た男性が白い民族衣装を着て黒い紐でとめられた白いクーフィーヤを頭にかぶった男性と話をしている映像が映し出されている。江連(えづれ)キャスターが話を続ける。
江連(えづれ)キャスター: 世界から大きな注目を集めているなか、時を同じくして中東・アフリカ最大のIT(アイティー)展示会も行われました。そこに参加した日本のスタートアップのビジネス戦略に迫ります。
テロップ: スタートアップが見たドバイGITEX(ジャイテックス) 成功する営業の心得とは
映像説明: 青空の下、両脇にヤシの木が植えられ国旗が掲げられているベージュ色(いろ)とグレーの広い通路。奥のグレーと黒を基調とした2本の巨大な長方形の柱のあいだから外壁に円を組み合わせた模様があるグレーのドーム型の建物が見える。人々がゲートに向かって歩いている。白いシャツを着てベージュ色(いろ)の短パンをはいた男性と水色のワンピースを着て赤い上着を着た女性と人々がすれ違う。2人ともマスクを着けサングラスを掛けている。 台形のような形をしたスイスパビリオン。鏡面ガラスの壁に通路に敷かれているレッドカーペット、白の十字マークなどが映っている。 複数の白いパラソルと赤に白い模様の日傘が開かれ、人々が列を作っている。
サイドテロップ(画面右上にほぼ常時表示): 万博でにぎわうドバイ 世界中から注目が集まる
テロップ: アラブ首長国連邦 ドバイ
テロップ: 2021年10月1日(ついたち)~(から)2022年3月31日 2020年ドバイ国際博覧会
ナレーション: 新型コロナの影響で、およそ1年延期になっていたドバイ国際博覧会が、10月1日(じゅうがつついたち)開幕した。
映像説明: スイスパビリオンの前。複数の赤地に白い模様の日傘が開かれ、黒い帽子を後ろ向きにかぶり、携帯を触っている男性などの来場者が密集して並んでいる。 白いファサードが建物を覆うジャパンパビリオン。三角形を組み合わせたテント状の立体格子の白いファサードの前に大きな水盤が広がり「JAPAN EXPO 2020 DUBAI(ドバイ)」の立体文字が大きなガラス板に掲げられている。 グレーの格子状の壁に「INDIA」の立体文字が掲げられている建物の外観。 スロベニアパビリオン。「SLOVENIA」の立体文字が草の茂った壁に掲げられている。出入口に「I FEEL SLOVENIA」の白い立体看板が設置され大勢の来場者が並んでいる。草が茂っただ円形(だえんけい)のパビリオンの上にザルを裏返しにしたような大きな木製の屋根があり、そばには木箱を積み重ねたようなパビリオンが見える。 「EXPO 2020」の緑色(みどりいろ)の文字のオブジェが置かれている広い通路。奥には金網を立体的に組んだような巨大な箱型の黒い入場ゲートがみえ、扉が開かれている。
テロップ: 192ヵ国・地域が参加
ナレーション: 未だ世界で感染の絶えないコロナ禍にあって、日本を含む、およそ190の国と地域が参加。東京オリンピックに次ぐ、今年最大規模の国際イベントだ。
映像説明: 青空の下、近代的な高層ビルが建ち並ぶ街並み。片側5車線以上ある幹線道路を白、黒など、たくさんの車が走り道路沿いには無数のドバイの国旗が掲げられている。
テロップ: ドバイ
テロップ: Dubai(ドバイ)
映像説明: 多くの車が走る幹線道路。先のとがった高層ビルが建ち並び、外壁にアラビア文字のような模様が描かれ、中がくりぬかれた銀色のだ円形(だえんけい)の建物もある。
テロップ: イノベーションハブ
ナレーション: そのドバイは、政府の強力な取り組みにより、近年、ビジネスのイノベーションハブとして急成長。
映像説明: 青空の下、さまざまな大きさ、形の高層ビルが建ち並ぶ。 外壁にアラビア文字のような模様が描かれた銀色のだ円形(だえんけい)の建物の向こうに先のとがった高層ビルなどが建ち並んでいる。
テロップ: 世界3,000社以上のスタートアップが拠点を置く
ナレーション: 新技術・サービスの大型実証実験の場として、世界各国から3,000を超えるスタートアップが拠点を置いている。
映像説明: 青と白を基調とした曲面の外壁の建物。外壁には、上部に青い高層ビルの街並みと英語とアラビア語で「GOVERNMENT OF THE FUTURE」の文字が書かれ、下部の白い壁には「GITEX(ジャイテックス) GLOBAL×Ai×NORTH STAR」などのロゴが描かれている。建物の前を大勢の人々が行き交う。 天井が高く、奥まで一直線に続く茶色とベージュ色(いろ)のひし形の市松模様の床の通路。通路の両脇にはブースが並び、民族衣装を着た来場者などが行き交う。
サイドテロップ(画面右上にほぼ常時表示): スタートアップが集結 GITEX(ジャイテックス)の魅力
テロップ: 10月17~(から)21日 GITEX(ジャイテックス) GLOBAL 2021
ナレーション: こちらは、万博と同じドバイで開催された中東・アフリカ最大級のIT(アイティー)展示会、「GITEX(ジャイテックス)」。
映像説明: 「NORTH STAR」の文字が書かれた立て看板がおかれているスペース。20ほどの白い椅子に13人の男女が座り、檀上(だんじょう)では白いシャツに白い上着を着た男性が話をしている。傍らに白いシャツを着て黒い上着の眼鏡をかけた男性が座っている。
ナレーション: ピッチイベントやカンファレンスもおこなわれ、世界からの注目度も高い。
映像説明: 展示会場の中。黒い天井に照明が取り付けられ白いブースなどが設置されている。クリーム色(いろ)の床に茶色のテーブルと白いソファが2脚置かれ、白い服を着た男性が座っている。民族衣装を着た来場者などが行き交っている。 赤いブースの前。青と白と赤のストライプのシャツを着て、ひげを生やした男性が話をする。
テロップ: セルビア国旗 セルビアからの来場者
セルビアからの来場者の男性・英語: s一番の理由は、おもしろい人たちに出会えることです。 彼らの(いろいろな問題への)解決方法を知りたいのです。 そして、世界がどうなっていくのか見てみたいのです。
映像説明: 等間隔に設置された青い床のブース。オレンジ色(いろ)の仕切りの手前に木目調の机が置かれ、左にはグレーの上着を着た男性が机に手を置いて黒い上着を着た女性と話をしている。2人ともマスクをつけている。右にはマスクをつけ、紺のワンピースを着た女性が携帯を見ている。 等間隔に設置されたオレンジ色(いろ)の床に「GITEX(ジャイテックス) FUTURE STARS」と文字が掲げられたブースが並んでいるエリア。ブースの白い机にパネルが置かれ、机が前後2つに仕切られている。
テロップ: GITEX(ジャイテックス) Future Stars 2021 約60ヵ国700社以上のスタートアップが出展
ナレーション: この展示会には、世界のスタートアップに特化したエリア「GITEX(ジャイテックス) Future Stars 2021」が設けられている。およそ60ヵ国、700社以上のスタートアップが出展した。
映像説明: 黒い床に赤いブースが建ち並ぶエリア。赤い柱のようなブースの上部に「JAPAN」のアルファベットが1文字ずつ掲げられ、文字の下にモニターが設置されている。 モニターのほうを示しながらグレーの上着を着た男性が身振りを交えてベージュ色(いろ)のネクタイを締めグレーのスーツを着た男性に話をしている。2人ともマスクと眼鏡をつけている。 別のブース。白いシャツを着た男性と黒い上着を着た男性が話をしている。2人ともマスクをつけている。
テロップ: J‐Startup(ジェイ スタートアップ) パビリオン 日本のスタートアップ 19社が出展
ナレーション: ジェトロが設置した、J‐Startup(ジェイ スタートアップ)パビリオンには、19社が出展した。
映像説明: J‐Startup(ジェイ スタートアップ) パビリオンの一角。「Space Within Your Reach」、「Axelspace Corporation(アクセルスペース コーポレーション)」と文字が書かれ、モニターが設置された赤い柱のようなブース。紺のシャツを着た男性が白い民族衣装を着て黒い紐でとめられた白いクーフィーヤを頭にかぶった男性に話をしている。2人ともマスクをつけている。紺のTシャツを着た男性が身振りを交えながらノートパソコンの前で説明をしている。モニターにはロケットが発射される映像などが映し出されている。
サイドテロップ(画面右上にほぼ常時表示): 宇宙ベンチャー 商談相手が求めるものとは
テロップ: アクセルスペース 超小型衛星の設計製造 打ち上げ 運用など
ナレーション: 宇宙ベンチャーの「アクセルスペース」。超小型衛星の設計製造から、打ち上げ、運用のサービスを提供している。
映像説明: 壁の上部がガラスの白い部屋の写真。箱型の超小型衛星を前に白衣(はくい)を着て半透明のヘアキャップをかぶった6人の男性が横一列に並んで写っている。 前面に複数のアンテナとカメラのレンズのようなもの、側面にはソーラーパネルが取り付けられている超小型衛星が宇宙空間に放出されるコンピューターグラフィックスの映像。 広大な緑の畑にトラクターの後部にある左右に伸びた長い竿(さお)のようなものから水がまかれている様子を上空から撮影した映像。 樹木が茂った森林を上空から映した映像。 電車が走っている線路の横に建つY字型の橋脚の上に作られている工事中の道路の早送り映像。Y字型の橋脚の下の道路を多くの車が走っている。 広大な土地にソーラーパネルが設置されている様子をドローンで撮影したような映像。(映像提供 アクセルスペース)
ナレーション: 自社で打ち上げた衛星からのデータの提供や解析も行っており、農業の効率化や森林保護、大規模インフラのモニタリングなどに活用されている。
映像説明: ベージュ色(いろ)の壁の部屋。パソコンのモニターを見ながら4人の男性が身振りを交えて話をしている。 ベージュ色(いろ)の壁に窓がある部屋。複数のパソコンが置かれている机を背に5人の男性が座って話をしている。 畳に座卓が置かれている部屋。白い座卓を囲み、6人の男女が話をしている。 薄いグレーの鉄骨がむきだしになっているスケルトン天井の部屋。黒いシャツを着た男性がモニターを指さしながら、座っている男性に話しかけている。
ナレーション: 今回でGITEX(ジャイテックス)への参加は2回目。なぜ、この展示会を選んだのだろうか。
映像説明: 深緑色(ふかみどりいろ)と白の海の衛星写真と、白と茶色の氷河地帯の画像を背景に「AXELSPACE(アクセルスペース)」と書かれた黒いTシャツを着た男性がインタビューに答える。画面右上に「AXELSPACE(アクセルスペース)」のロゴが表示されている。(Zoomのビデオ通話)
テロップ: アクセルスペース 山崎 泰教(やまざき やすのり) チーフエバンジェリスト
山崎チーフエバンジェリスト: 中東でビジネスをやろうとしている世界中の企業が集まるカンファレンスになりますので、 アクセルスペースのことを知ってもらうというのに非常に最適なカンファレンスになってるかなと思っています。
映像説明: J‐Startup(ジェイ スタートアップ)パビリオン。モニターが設置された赤い柱のようなブースの前で来場者が話をしている。 ブースとブースのあいだの狭い通路で黒っぽいスーツを着た2人の男性が話をしている。2人ともマスクをつけている。
ナレーション: しかし、多くの来場者が訪れるからといって、商談がうまく進む訳ではない。
映像説明: 深緑色(ふかみどりいろ)と白の海の衛星写真と、白と茶色の氷河地帯の画像を背景に山崎チーフエバンジェリストがインタビューに答える。画面右上に「AXELSPACE(アクセルスペース)」のロゴが表示されている。
山崎チーフエバンジェリスト: 自ら積極的にですね、ほかのブースのとこに行ったりですとか、 歩いている人を捕まえてですね、営業活動をしてブースに連れて行くというようなことをしてました。
映像説明: アクセルスペースのブースの前。山崎チーフエバンジェリストが、白い民族衣装を着て黒い紐でとめられた白いクーフィーヤを頭にかぶった男性と話をしている。2人ともマスクをつけている。 山崎チーフエバンジェリストが身振りを交えて話をし、民族衣装を着た男性がうなずきながら聞いている。
ナレーション: そういうときに、相手に合わせた対応も必要だ。
映像説明: 深緑色(ふかみどりいろ)と白の海の衛星写真と、白と茶色の氷河地帯の画像を背景に山崎チーフエバンジェリストがインタビューに答える。 木目の柱が並ぶ壁の前。山崎チーフエバンジェリストが、黒い服を着た笑顔の女性を含む4人の男女と話をしている。 深緑色(ふかみどりいろ)と白の海の衛星写真と、白と茶色の氷河地帯の画像を背景に山崎チーフエバンジェリストが話を続ける。
山崎チーフエバンジェリスト: 中東の場合(ビジネススタイルが)、非常にウェットな土地柄ですね。 最初のミーティングではビジネスの話をしない。 まずは、お互いのことを知ると。 まあ、いろんな、こう、自分たちのことについて、シェアしていくと。 滞在しているあいだに何度も会って、こう、お互いの信頼関係というのを強くしていくというようなことをしました。
映像説明: アクセルスペースのブースの前。山崎チーフエバンジェリストが白いバックを左肩にかけ、花柄模様の白いワンピースを着た女性を含む4人の男女と身振りを交えながら笑顔で話をしている。全員マスクをつけている。 深緑色(ふかみどりいろ)と白の海の衛星写真と、白と茶色の氷河地帯の画像を背景に山崎チーフエバンジェリストがインタビューに答える。画面右上に「AXELSPACE(アクセルスペース)」のロゴが表示されている。
ナレーション: そして、技術を売りにしている企業だからこそ、その売り込み方に気を付けていることがあるという。
山崎チーフエバンジェリスト: 技術っていう部分をハイライトしてそれをアピールポイントにしていくとですね、 最終的には、気付かないうちにコストでの勝負になっていくというのが、私が考えていることです。 お客さんが求めてる本質的なものっていうのは(問題を)解決をしてくれるパートナー。 「あなたが抱えている問題を解決できるパートナーですよ」っていうのを アピールするっていうことにフォーカスしてます。
映像説明: 室内。白い机のそばで青と白のストライプ柄の服を着た人物が、グレーの四角い衛星の模型を手に持っている。奥には2人の人物が椅子に座っている。 鉄骨がむきだしになっているスケルトン天井の白い壁の室内。7人の男女が白い長机(ながづくえ)を囲んで座り、青と白のストライプ柄の服を着て眼鏡をかけた男性がグレーの四角い衛星の模型を手に持ちながら話をしている。 白い壁のオフィス。ベージュ色(いろ)のセーターを着た男性が長机(ながづくえ)に置かれたパソコンの画面を見ている。画面には衛星のコンピューターグラフィックス画像が映し出されている。(映像提供 アクセルスペース)
ナレーション: 技術力をアピールするだけでは、いずれ価格の駆け引きにつながってしまう。
映像説明: アクセルスペースのブースの前。ブースに設置されたモニターには、麦の穂や街の衛星画像などが映し出されていて、台(だい)の上に置かれたノートパソコンの画面には製品などが映し出されている。山崎チーフエバンジェリストが、黒いノースリーブを着た女性と話をしている。2人ともマスクをつけている。 マスクをつけ、黒いノースリーブを着た女性がうなずきながら話を聞いている。
ナレーション: だからこそ、コスト重視の取り引きに終わらないように、相手に寄り添いながら、自社のことを知ってもらう工夫が必要だ。この姿勢はブースを訪れた来場者からも評価されている。
映像説明: アクセルスペースのブースの前の通路。黒い服に緑のカーディガンを着た女性がインタビューに答える。
テロップ: アメリカ国旗 米国からの来場者
米国からの来場者の女性・英語: アクセルスペースが特に際立っているのは、私たち顧客とのやりとりがすばらしく、 ほかとは違う配慮がされていること。
映像説明: ブースの前。ブースの台の上にノートパソコンが置かれていて、製品などが映し出されている。山崎チーフエバンジェリストが身振りを交えながら、黒いノースリーブを着た女性に話をしている。2人ともマスクをつけている。
ナレーション: 山崎さんのこだわりが、しっかりと来場者の心をキャッチしていた。
映像説明: J‐Startup(ジェイ スタートアップ)パビリオン。モニターが設置された赤い柱のようなブースが並んでいる。それぞれのブースには、「PJP Eye LTD.(ピージェイピー アイ リミテッド)‐– Laboratory6」など、各企業名が表示され、設置されたモニターには、事業内容などの映像が映し出されている。
サイドテロップ(画面右上にほぼ常時表示): 初出展のバッテリーメーカー ピッチコンテストの戦略
テロップ: PJP Eye カーボンバッテリーの製造 販売など
ナレーション: 一方、今回が初参加の「PJP Eye」。
映像説明: 白い机の上。円い穴があいた2枚の小さな金属の板が一辺についた銀色の四角い製品が3個ずつ横2列に並べられている。(映像提供 PJP Eye)
テロップ: カーボンバッテリー 「Cambrian(カンブリアン)」 レアメタル不使用 植物由来の炭素素材
ナレーション: レアメタルを使わず、独自の技術で植物由来の炭素を活用したカーボンバッテリーの量産化に世界で唯一成功。
映像説明: 石造りの建物が建ち並ぶ街なかの歩道をオレンジ色(いろ)の服にデニムのベストを着た外国人女性が黒い電動アシスト自転車で走行し、石畳の広場で停車する。黒い電動アシスト自転車の後ろには黒いチャイルドシートが付けられている。 公園のような広場。奥には芝生や樹木が植えられている。白と黒の機体のドローンがゆっくりと浮上している。ドローンのアームとプロペラの接続部分にあるライトが点灯している。 木目調の机の上。「Laboratory6」と書かれた白とグレーの四角い箱型の機械とケーブルがつなげられたタブレットとスマートフォンが置かれている。グレーの服を着た人物が、タブレットとスマートフォンのそばに手を添えている。 白い壁のガレージ。白い乗用車に充電ケーブルが差しこまれている。 林に囲まれた海沿いの道路を走行する白い乗用車を上空から撮影している映像。(映像提供 PJP Eye)
ナレーション: 電動アシスト自転車や、ドローンなどに使われている。世界中に持続可能な電気を届けることを目的に設立された。
映像説明: 展示会場。さまざまなブースが並び、大勢の人が行き交っている。 「GITEX(ジャイテックス) FUTURE STARS」と書かれた看板が掲げられた一角。さまざまなブースが並び、大勢の人がそれぞれ話をしている。
ナレーション: 石油から再生エネルギーへの脱却を考えている中東でのビジネスチャンスを求め、ドバイで開催されたこのGITEX(ジャイテックス)(GLOBAL 2021)に参加。
映像説明: 白い壁の室内。黒い服を着た男性が話をしている。(Zoomのビデオ通話)
テロップ: PJP Eye 翁 詠傑(おきな いんけつ) チーフインテリジェンスオフィサー
ナレーション: 担当の翁(おきな)さんは出展の理由について。
映像説明: 白い壁の室内。翁(おきな)チーフインテリジェンスオフィサーがインタビューに答える。
翁(おきな)チーフインテリジェンスオフィサー: 1つは、あの中東っていうのはエネルギー産業の中核ですので、あのバッテリー業者としては、あの興味を持っていたと。 第2の理由としましては、あの、ま、中東に足を踏み入れるだけではなくて、あの、露出も増やせると。
映像説明: 壇上で翁(おきな)チーフインテリジェンスオフィサーが話をしている写真。壇上の奥には、ピンク色の文字で「GF」のロゴが表示された山型の白い看板や白い文字で「10X(テンエックス)」と書かれたピンク色の垂れ幕が掲げられ、芝生の上に白と黒の四角い箱型の機械などが置かれている写真が映し出された大型モニターがつり下げられている。翁(おきな)が、「GF」のロゴや「GITEX(ジャイテックス) GLOBAL」と書かれた演台(えんだい)に立ち、マイクを手に持ち話をしている。 壇上でマイクを手に持ちながら話をしている翁(おきな)チーフインテリジェンスオフィサーの写真。
テロップ: ピッチコンテスト Supernova Challenge
ナレーション: 自社の知名度をあげるためにGITEX(ジャイテックス)で行われたピッチコンテストにも参加した。
映像説明: ピッチコンテスト会場の写真。壇上の奥にはピンク色の文字で「GF」のロゴが表示された山型の白い看板が掲げられ、ピッチの資料映像が映し出された大型モニターがつり下げられている。壇上では、演台(えんだい)に立つ男性が大型モニターを見ながら話をしている。手前には、大勢の人が椅子に座り話を聞いている。 白い壁の室内。翁(おきな)チーフインテリジェンスオフィサーがインタビューに答える。
翁(おきな)チーフインテリジェンスオフィサー: まあ優勝したらプレスに出るし、まあ、あの、優勝しなかったら経験値(けいけんち)になるしってことで、損はしないので。 やっぱりスタートアップってお客さんが少ないじゃないですか。みんな信用してくれないし。 (ピッチコンテストでの受賞は)実績として捉えていただくことができるので。
映像説明: ピッチコンテスト会場。壇上でグレーのパーカーを着て眼鏡をかけた外国人男性がマイクを手に持ち、身振りを交えながら翁(おきな)チーフインテリジェンスオフィサーを呼ぶ。翁(おきな)チーフインテリジェンスオフィサーが大勢の人が椅子に座っている横を通り、マスクを外しながら壇上に上がる。壇上。奥にはピンク色の文字で「GF」の文字のロゴなどが表示された白い看板がある。 壇上に立つ笑顔の翁(おきな)チーフインテリジェンスオフィサーを数人の人物がビデオカメラやスチルカメラで撮影している。
テロップ: 特別賞
テロップ: 50万ドルの投資
ナレーション: 120社が参加したこのコンテストで、見事、特別賞を受賞。シリコンバレーの投資家から50万ドル、日本円にして、およそ5,000万円の投資を受けられる権利を獲得した。
映像説明: 翁(おきな)チーフインテリジェンスオフィサーが、壇上に立ちマイクを手に持ちながら話をしている写真。壇上の奥には白い文字で「ELEVATE STAGE」と書かれたピンクの垂れ幕が掲げられ、大型モニターがつり下げられている。大型モニターには、「Cambrian Batteries(カンブリアン バッテリーズ)」の文字と緑の植物が映し出されている。手前には、大勢の人が椅子に座り話を聞いている。 ピッチコンテスト会場の壇上で、翁(おきな)チーフインテリジェンスオフィサーがピンク色の文字で「GF」のロゴが表示された演台(えんだい)に立ち、マイクを手に持ちながら話をしている写真。奥には、ピンク色の文字で「GF」のロゴなどが表示された白い看板がある。
ナレーション: 受賞できた理由は、革新的な技術が評価されただけでなく、10分足らずのピッチで、何を一番大切にするかに、こだわったからだという。
映像説明: 白い壁の屋内。デニムジャケットを着た男の子が白い人型のロボットに触れている。 白い壁の室内。白い服を着た男性が木目調の机に座り、ラジオのような四角い機械を手に持っている。グレーのTシャツを着た女性が木目調の机の上に置かれた白と黒の四角い箱型の機械の上に両腕を乗せている。 木目調の机の上。「Laboratory6」と書かれた白と黒の四角い箱型の機械が置かれていて、グレーのTシャツを着た女性が両腕を乗せている。手前には、水が入ったペットボトルやランタンのようなライトなどが置かれている。 青空の下。「RECYCLE」の文字とリサイクルマークがある、緑や赤、青などの6個のリサイクルボックスが並べて置かれている。 林の中に設置された7基の白い風力発電機の空撮映像(くうさつえいぞう)。タワーの先端に設置された赤いラインが3本入ったプロペラ型のブレード3枚が回転している。奥には平地(へいち)や海が広がっている。(映像提供 PJP Eye) 白い壁の室内。翁(おきな)チーフインテリジェンスオフィサーがインタビューに答える。
翁(おきな)チーフインテリジェンスオフィサー: 技術的な話は質疑応答でしかしない。 僕が一番気にしてるのは、どう自分たちのこの会社が社会貢献するかってところですね。 その思いをどう伝えるのか。その思いを伝えるだけじゃなくて、どう、みんなから共感をもらうのか、 っていうところは焦点に当ててますね。
映像説明: 木目調の板と青い壁の上部に「HUB71(ハブセブンティーワン)」と書かれたブースの写真。青い壁に設置された大型モニターには、赤でコンセントプラグやリサイクルマークに「×(バツ)」が付いたイラストなどが描かれ、英語で説明が表示されたピッチ映像が映し出されている。翁(おきな)チーフインテリジェンスオフィサーがマイクを手に持ち話をしている。手前には、数人の人物が椅子に座り話を聞いている。 「HUB71(ハブセブンティーワン)」と書かれた青い壁のブースの写真。青い壁に設置された大型モニターには、「Partners and Awards」と題された画面が映し出されていて、英語で説明が表示されている。翁(おきな)チーフインテリジェンスオフィサーが大型モニターの横でマイクを手に持ちながら話をしている。手前では、長机(ながづくえ)に座った4人ほどの人物が話を聞いている。
ナレーション: それを補うピッチの資料の作り方にも、気を配った。
映像説明: ピッチ映像。深緑色(ふかみどりいろ)を背景に、左側に「Mining to Farming」と表示され、右側には採石場のような場所でダンプカーやアームが付いた大型特殊車両が作業している白黒の写真と雲が浮かぶ空の下で綿毛が育った綿畑(わたばたけ)の写真が映し出されている。 白い壁の室内。翁(おきな)チーフインテリジェンスオフィサーがインタビューに答える。
翁(おきな)チーフインテリジェンスオフィサー: いっぱい情報を入れると、やっぱりみんなから不評なんですね。 1スライド(ワンスライド)1メッセージ(ワンメッセージ)っていうか。 僕は1個1個のスライドを、そのホームページのランディングページだと思ってるので。
映像説明: ピッチコンテスト会場の壇上で翁(おきな)チーフインテリジェンスオフィサーが話をしている写真。壇上の奥にはピンク色の文字で「GF」のロゴなどが表示された白い看板や白い文字で「10X(テンエックス)」と書かれたピンク色の垂れ幕が掲げられ、芝生の上に白と黒の四角い箱型の機械が置かれている写真などが映し出された大型モニターがつり下げられている。翁(おきな)チーフインテリジェンスオフィサーがピンク色の文字の「GF」のロゴや「GITEX(ジャイテックス) GLOBAL」と書かれた演台(えんだい)に立ち、マイクを手に持ち話をしている。 PJP Eyeのブースの前で翁(おきな)チーフインテリジェンスオフィサーが、銀色の四角いカーボンバッテリー「Cambrian(カンブリアン)」とマイクを手に持ちながら話をしている写真。手前では、黒い服を着た人物が翁(おきな)チーフインテリジェンスオフィサーが話をしている様子を撮影している。 ブースの一角で翁(おきな)チーフインテリジェンスオフィサーが、黒いジャケットを着た2人の人物に話をしている写真。 ブースの一角で、翁(おきな)チーフインテリジェンスオフィサーが、黒やグレーのジャケットを着た3人の男性に話をしている写真。全員マスクをつけている。
ナレーション: 革新的な技術が詰まっている製品がよいものであることは、理解してもらえる。ただそれだけでは、購入の決め手にはならないという。
映像説明: 白い壁の室内。翁(おきな)チーフインテリジェンスオフィサーがインタビューに答える。
翁(おきな)チーフインテリジェンスオフィサー: 個人的な信念としましては、僕は世界をよくしたいと思っているので、 「あなたの生活をこうします」とか、そういうところにやっぱり人ってついてくるんじゃないかなと思います。
映像説明: スタジオ。画面左側には江連(えづれ)キャスターが写り、右側にはモニターが設置されている。モニターには「HUB71(ハブセブンティーワン)」と書かれた青い壁のモニターに「Partners and Awards」と題された画面が映し出されていて、隣に立つ翁(おきな)チーフインテリジェンスオフィサーがマイクを手に持ち話をしている写真、モニターのそばで身振りを交え話す翁チーフインテリジェンスオフィサーの写真、アクセルスペースのブースの前で、山崎チーフエバンジェリストが身振りを交えながら黒いノースリーブを着た女性と話をしている様子が映し出されている。江連(えづれ)キャスターが話をする。
江連(えづれ)キャスター: 技術力がある会社にも関わらず、あえて技術を前面に出した営業をしないということがとても斬新でした。信頼関係の積み重ねがビジネスにつながるだけでなく、世界への貢献にもつながることに期待したいです。
映像説明: 薄い黄緑色(きみどりいろ)を基調としたコンピューターグラフィックスの背景画。緑を基調とした、中が空洞になった地球儀が回転している。
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