外国人留学生向け「ジェトロ オンライン合同企業説明会2022冬」を1月17日より開催

2021年12月22日

ジェトロは、コロナ禍においても、高度外国人材を活用し海外ビジネスの拡大を期する中堅・中小企業を支援するため、文部科学省、厚生労働省の共催を得て、「ジェトロ オンライン合同企業説明会 2022冬」を1月17日より5日間開催します。国内最大級の規模となる企業と留学生等の高度外国人材との出会いの場を提供します。

「ジェトロ オンライン合同企業説明会」は、2020年秋の開催を皮切りに、2021年春、2021年秋にも開催し、今回で4回目となります。前回の2021年秋では、37都道府県116社の企業の参加を得て、10月4日（月曜）から10月8日（金曜）に5日間のライブ配信、10月9日（土曜）～11月12日（金曜）にアーカイブ配信を行いました。この結果、101カ国・地域出身の2,530名の外国人材の参加登録があり、企業へのエントリー総数は3,299件に達しました。

今回の参加申込企業の内訳は、製造業が48％と約半数を占め、続いてEC・卸業・小売業が14％、技術・サービス業が12％、情報通信業が8％、建設業が7％などとなっています。募集職種は、技術職が54％、求める日本語のレベルはビジネスレベルが54％となっており、技術と日本語能力を兼ね備えた外国人材へのニーズが高まっていることがわかります。

コロナ禍により、オンラインツールを利用する採用就職イベントが主流になってきた現状においても、全国規模で5日間という長期にわたり実施されるジェトロのオンライン合同企業説明会は、外国人材に特化したものとしては国内最大級の規模です。2021年秋の開催と合わせると2021度は延べ約200社もの全国各地の中堅・中小企業の高度外国人材の採用を支援することになります。
また、今回の参加企業のうち、1都3県（神奈川・埼玉・千葉）以外の企業の割合が約85％を占め、グローバル人材の不足に悩む地方企業の高度外国人材の採用に力を入れます。
今回の企業説明会に先立ち、参加企業には外国人向けのプレゼンテーションについて助言を行う他、説明会期間中には、参加外国人材向けの日本のビジネスマナー講座や、行政書士による在留資格解説なども行います。ジェトロは本事業を通して、企業、外国人材、それぞれが採用・就職を促進できるよう包括的サポートを提供します。

主催：

ジェトロ

共催：

文部科学省、厚生労働省

後援：

経済産業省、茨城県、群馬県、石川県、福井県、長野県、岐阜県、愛知県、三重県、大阪府、 島根県 徳島県、愛媛県、大阪市、堺市、北九州市

協力：

DATEntre（東北イノベーション人材育成プログラム）、山形大学、グローカル・ハタラクラスぐんま（GHKG）コンソーシアム、金沢大学、信州大学、愛岐留学生就職支援コンソーシアム、静岡大学 SUCCESS-Osaka、愛媛大学、立命館アジア太平洋大学

実施手法:

特設ウェブサイト上にて会社説明会をライブ配信後、一か月程度のアーカイブ配信を行う
特設ウェブサイト

日程：

• 会社説明会のライブ配信
  2022年1月17日（月曜）～1月21日（金曜）計5日間　9時30分～17時00分
• アーカイブ配信
  2022年1月22日（土曜）～2月25日（金曜）

参加対象企業：

海外展開拡大を目指す日本全国の中堅・中小企業　84社（予定）

都道府県別参加対象企業一覧：

（注）関東には1都3県（神奈川、埼玉、千葉）を含まない。

参加高度外国人材：

全国の大学・大学院に在籍する留学生（主な対象：2022年3月卒業の学生） 、大卒者に代表される高度外国人材、約1,500名（予定）・定員なし

参加費：

無料