お知らせ・記者発表
“縁起の良い”日本産水産物で、店頭での消費者とのコミュニケーションを強化 香港ではその一環で、寿司・刺身に加え「新しい料理」も訴求
2021年12月20日
日本食品海外プロモーションセンター(JFOODO/センター長:小林栄三/伊藤忠商事株式会社前会長・現名誉理事)は、新型コロナウイルスの影響から回復に向かいつつある香港、台湾でホタテ、ブリ(ハマチ)、タイの消費拡大を目的とするプロモーションを、本年7月から展開中です。
JFOODOは、縁起を重んじる春節の時期に魚を食べる習慣がある香港、台湾で、日本産ホタテ、ブリ(ハマチ)、タイをそれぞれ“順風満帆" “立身出世" “長寿富貴"の幸運をもたらす「日本開運魚」として、香港では2017年度から、台湾では2019年度からプロモーションを行ってきました。
寿司・刺身に加え「新しい料理」も訴求
今年度JFOODOは、香港市場に限り寿司・刺身以外での新しい料理レシピを開発しました。 日本産ホタテ、ブリ(ハマチ)、タイに対する喫食意向は高いものの、生食には抵抗がある消費者も一定以上は存在することが調査よりわかりました。加熱メニューにおける3魚種の魅力も伝えることで、ホタテ、ブリ(ハマチ)、タイのさらなる消費拡大を目指しています。
※新レシピの開発にあたっては、香港における普段の魚介類の喫食状況や、開発するレシピの認知・喫食調査を行いました。その結果、調理意向や認知率などの観点から、以下の4つのメニューに決定しました。
- 開発レシピ
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- ホタテと春雨のにんにく蒸し(蒜蓉粉絲蒸帆立貝)
- ホタテのバター焼き(香煎牛油帆立貝)
- ブリしゃぶ(油甘魚涮涮鍋)
- タイしゃぶ(鯛魚涮涮鍋)
春節時の香港でのプロモーション施策
のべ250店舗以上の現地外食・小売店からのご賛同を得て、すでに7月から段階的にプロモーションは開始されています。最大の商戦期となる年末~春節前にはさらに規模を拡大し、「日本開運魚」を訴求していきます。
- 春節に向けての予定
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- AEON
2022年1月まで、日本開運魚を使ったChristmas Party Trayを販売します。 - DON DON DONKI
2022年の春節の時期に日本開運魚を含む300ドル以上を購入されたお客様に、日本開運魚の キャラクター入り携帯用箸袋(箸・スプーン付き)をプレゼントします。 - スシロー
2022年の春節の時期に日本開運魚の期間限定商品を発売し、購入いただいたお客様にはスシロー&日本開運魚のオリジナルお年玉袋(ライシー・利是)をプレゼントします。
- AEON
春節時の台湾でのプロモーション施策
コロナ感染が広がり始めた2021年5月~6月は客足が伸びず売り上げが低下していましたが、8~9月から規制が徐々に緩和され、10月中秋節以降売り上げは回復基調となっています。
最大の商戦期となる年末~春節前には大規模な日本開運魚のプロモーションを行います。台湾では580店舗以上の現地外食・小売店でのプロモーションを展開予定です。
- 春節に向けて
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- 爭鮮グループ
2021年12月から春節に向けて、争鮮各店で日本産のホタテやブリを使った特別メニューが 提供されます。 - くら寿司
2021年12月から春節に向けて、くら寿司各店で北海道産のホタテを使ったお寿司が 提供されます。 - すかいらーくグループ(しゃぶ葉、藍屋)
2022年1月から、しゃぶ葉、藍屋では日本産ホタテ注文のお客様にお年玉袋(ホンバオ・紅包)をプレゼントします。 - 安永鮮物/安永食堂
2022年1月から、安永鮮物ECサイト内や、安永食堂で、北海道産のホタテが発売されます。実店舗での北海道産ホタテを買い上げのお客様には日本開運魚のオリジナルお年玉袋(ホンバオ・紅包)をプレゼントします。
- 爭鮮グループ
参考
- JFOODOとは
- 「日本食品海外プロモーションセンター(JFOODO)」は、2017年4月1日付でジェトロに設置された日本産農林水産物・食品のブランディングのためにオールジャパンでの消費者向けプロモーションを担う組織です。
日本の農林水産物・食品の更なる輸出拡大のためには、海外での更なる需要創出が必要です。 JFOODOは、海外消費者向けのプロモーション強化を通じて需要を喚起し、日本の農林水産物・輸出拡大に貢献してまいります。- 公式Webサイト: 日本食品海外プロモーションセンター(JFOODO)
- キャンペーンサイト: 日本開運魚|台湾(繁体字のみ)
- キャンペーンサイト: 日本開運魚|香港(繁体字、英語のみ)
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JFOODO 海外プロモーション事業課 渡邉、津村
TEL: 03-3582-8345 E-mail: JFB@jetro.go.jp