日本から中国への渡航者、出発前48時間以内のPCR検査を抗原検査で代替可能に

(中国、日本)

中国北アジア課

2023年04月26日

在日中国大使館は4月25日、日本から中国への渡航者に対し、新型コロナウイルスにかかる水際対策として渡航前に義務付けていた措置の変更を発表した。これまで実施を求めていた出発前48時間以内のPCR検査を、出発前48時間以内の抗原検査(注1)で代替することが可能となった(注2)。4月29日(当日を含む)から適用する。

在日中国大使館は、検査結果が陰性であれば渡航可能で、WeChatミニプログラム版、ネット版、アプリ版のいずれかの中国出入国健康申告書にフライト情報、健康状態、検査結果などを記入し、申告するよう求めている。また、検査結果が陽性となった場合も、陰性が確認でき次第に渡航は可能としている。

なお、これまで出発前に航空会社による陰性証明書の確認が行われていたが(2023年1月18日記事参照)、4月29日以降は航空会社によるPCR検査または抗原検査の陰性証明書の確認は行わないとした。

(注1)ウイルスが持つタンパク質などの抗原を検出する検査方法。PCR検査よりも精度が劣るものの、短時間で結果を示すことができる。

(注2)この措置に係る詳細については、在日中国大使館のホームページ外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますで確認できる。

(片小田廣大)

(中国、日本)

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