韓国政府、中国からの入国者に対する入国後PCR検査を解除
(韓国、中国)
ソウル発
2023年02月24日
韓国保健福祉部は2月22日、中国からの入国者に対する入国後のPCR検査の受診義務を3月1日から解除すると発表した。同部は、1月1日から中国からの入国者に対して新型コロナウイルスの防疫強化対策措置を行っていたが(2023年1月5日記事参照)、2月11日からは短期ビザ発給を再開している(2023年2月10日記事参照)。キム第2総括調停官は、中国からの入国者の陽性率が2023年1月第1週の18.4%から2月第3週の0.6%まで減少したため、防疫措置の緩和と判断したと述べた。
また、入国前のQコードの入力義務については、3月10日まで延長し、他の強化対策措置の緩和に伴う影響を見極めた上で終了する予定である旨を併せて発表した。
韓国の1日当たり新型コロナウイルス感染者数は2月第3週時点で前週比14.4%減の1万1,599人と、8週連続で減少している。しかし、高齢者の重症化が問題視されており、高リスク群に該当する人への追加接種を積極的に呼びかけている。
(当間正明)
(韓国、中国)
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