日EU首脳協議、西日本豪雨で7月17日に延期
(EU、日本)
ブリュッセル発
2018年07月10日
欧州理事会のドナルド・トゥスク常任議長は7月9日、西日本を中心に発生した記録的豪雨により甚大な被害が出ていることを踏まえて、7月11日に予定されていた日EU首脳協議の開催を次週(7月17日)に延期する用意があると、ツイッターに投稿した。
東京開催の方向で調整
トゥスク常任議長は日本語でツイッターに、「日本国民の方々および安倍(晋三)首相に対し、心中より哀悼の意を、また欧州の連帯の言葉を捧げたい。EUはどのようなかたちででも力になりたいと考えている。この悲劇的状況を受け、日・EU定期首脳協議の開催をブリュッセルから来週東京に動かす用意がある」と投稿した。
また、日本政府の発表によれば、欧州委員会のジャン=クロード・ユンケル委員長は7月9日、日本の安倍首相と電話会談を行い、日本の被災者に対して見舞いの言葉を伝えたほか、「日EU経済連携協定(EPA)」および「戦略的パートナーシップ協定(SPA)」について、早期署名に向けて連携することを確認、7月17日に東京で日EU首脳協議を開催する方向で調整することに合意したという。
(前田篤穂)
(EU、日本)
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