日本酒

日本酒

プロモーション概要

OVERVIEW

2022年度 プロモーション対象国・地域

中国、米国、香港、シンガポール、フランス、英国

実施内容

日本酒は特定の食材・料理・飲食シーンとの結びつきが弱いため、「〇〇〇といえば日本酒」という連想関係を創ることが、消費拡大には必要です。2022年度は、「魚介類といえば日本酒」という連想関係を創ることにフォーカスします。日本酒の持つ魚介の生臭さを包み隠し、うま味を増幅させる、という科学的根拠を活用しながら、「魚介類に最も合うアルコール飲料は日本酒である」というポジションを確立します。

※シンガポール、フランス、英国では、取扱拡大の取り組みを実施しています。

日本酒標準的裏ラベル

TOOL

従来の日本酒の裏ラベルが持つ「選びにくい」という課題を解決し、海外の消費者へ日本酒の選びやすさを提供することを目的として「標準的裏ラベル」をフォーマットとして整備しました。さらに、パソコン1台で簡単にそのフォーマットでラベルを制作できる、標準的裏ラベルデータ制作システムを提供しています。

2021年度に実施したプロモーション

ACTIVITIES IN 2020

香港

  • 広東料理店60店舗、和食店40店舗の合計100店舗にて、唎酒師が開発した 「魚介類×日本酒」のペアリングメニューを提供するとともに、ディストリビューター説明会を開催し、該当広東料理店への営業サポートを実施しました。
  • レストランプロモーションの認知を上げるため、メディア関係者による「魚介類×日本酒」の試飲・試食、有名タレントの登壇、唎酒師によるペアリングメニュー紹介を含むPRイベントを実施しました。
  • プロモーション参加レストランの顧客やKOLを招待した、「魚介類×日本酒」の試飲・試食会を計4回実施し、コンセプトやレストランキャンペーンの口コミによる情報拡散を図りました。

中国

  • 現地ライフスタイル系メディアなど4媒体において5種類のデジタル広告出稿を行い、プロモーションサイトやレストランプロモーションへの誘導を行いました。
  • 上海蔦屋書店と深圳上横町において、唎酒師派遣と試飲スペース設置、日本酒のメニュー掲載、日本酒ミニボトルの提供、和食店紹介等を行い、日本酒の飲用機会の拡大を図りました。
  • 上海・広州・深圳における約500店舗の高級和食店にて、各店舗の料理と日本酒のペアリングメニューを作成、料理長や唎酒師のコメントを添えて、卓上POPや差し込みメニュー、ポスターとして展開しました。

2020年度に実施したプロモーション

ACTIVITIES IN 2020

米国

  • 「魚介類に最も合う食中酒は日本酒である」というポジションを確立するために、 魚介類と日本酒を組み合わせることによる新しい味覚の開放を”UNLOCK YOUR PALATE”というキャッチコピーとともに話題性のあるイベントや影響力のある媒体を通じて発信しました。
  • 冷蔵機能付きフードロッカーを活用して、人と人とが接触することなく、日本酒と合う魚介類の特別ペアリングメニューを提供することで、コロナ禍で閉塞感が漂う米国市場に対して、魚介類と日本酒を話題性ある新しい食体験として訴求しました。
  • 新しいライフスタイルや新しい食体験に敏感な消費者に対して影響力のあるNew York TimesやFOODBEAST等の媒体社とタイアップし、魚介類と日本酒の相性の良さを訴求する動画コンテンツの制作や、現地レストランと連携した店頭プロモーションを実施しました。

フランス

  • 「魚介類に最も合う食中酒は日本酒である」というポジションを確立するために、 うま味の増幅度でペアリングを楽しむという考え方を、ミシュラン星付きレストランのシェフや有名インフルエンサーを通じて発信しました。
  • 食やペアリングに対して敏感なフランスの消費者に対して影響力のあるミシュランとタイアップし、うま味でペアリングを楽しむという新しい概念を訴求し、その最高峰が魚介類と日本酒であることを動画コンテンツを通じて発信しました。
  • 食への関心が高い消費者に影響力のあるインフルエンサー、メディアを対象にオンラインセミナーを開催し、魚介類と日本酒の相性の良さや、うま味でペアリングを選ぶという新しい体験をインスタグラムやブログ上で発信しました。

中国

  • 現地和食レストランにおける来店客数及び日本酒注文率を増加させるために、「せっかくなら最高の和食を最高の日本酒で楽しむ」をコンセプトに、日本酒と和食の相性の良さや造り手のこだわり等を伝える動画・記事を制作し、JFOODOプロモーションサイトやSNSで配信しました。
  • 上海・広州・深圳エリアの高級和食店102店舗にてレストランプロモーションを実施しました。レストランプロモーションでは限定ペアリングメニューの提供やポスター・卓上POPを設置し、プロモーションを行った2か月間での日本酒の販売量は約74,000合に達しました。
  • 日本酒のECにおける消費額を増加させるために、「高級日本酒はギフトとして贈るのにふさわしい」というコンセプトを設定しました。特設WEBサイトでは日本酒がギフトとしてふさわしいことに対する認知や理解を促し、実際のECサイトでの購入までの導線をシームレスに構築し、ECサイトでの販売を促しました。

香港

  • 魚介類と日本酒の相性の良さを、寿司や刺身をはじめとした和食以外の料理にも広げるために、2019年度に作成した「SEAFOOD LOVES SAKE」というキャッチコピーを、『「広東料理名」LOVES SAKE』へと変えて、広東魚介料理との相性の良さを訴求しました。
  • コロナ禍でも魚介類と日本酒の豊かな飲用体験を創出するため、デリバリーサイトUberEatsとタイアップしたレストランキャンペーンを実施しました。
  • 日系大手小売店とタイアップし、「SEAFOOD LOVES SAKE」キャンペーンを展開し、日本酒にまだ馴染みのない消費者から熟知している消費者まで、幅広い層に「広東魚介料理と日本酒の美味しさ」を提案しました。

2019年度に実施したプロモーション

ACTIVITIES IN 2019

米国

  • 魚介類に最も合うアルコール飲料は日本酒である」というポジションを確立するため、Escape the ordinaryというキーメッセージとともに、魚介類に日本酒を合わせることを新しい文化・習慣として訴求する動画を作成し、様々なサイト・SNS上にて配信しました。
  • 現地トップメディア(The economist、The New York Times、VOGUE等)にて、魚介類と日本酒の相性を訴求する記事・企画を組んで発信し、「魚介類×日本酒」の流行感・納得感を醸成しました。
  • PRイベントでは、有名レストランを2分割する等の仕掛けをして、一方では通常通り「魚介類と白ワイン」を、一方では「魚介類と日本酒」のスペシャルメニューを提供し、メディア・インフルエンサーを通してニュース化させました。

フランス

  • 「魚介類に最も合うアルコール飲料は日本酒である」というポジションを確立するため、OSEZ L’INATTENDUというキーメッセージとともに、魚介類に日本酒を合わせることを新しい文化・習慣として訴求する動画を作成し、様々なサイト・SNS上にて配信しました。
  • フランス国営放送の人気番組「france・TV」とタイアップしオンライン番組を制作・配信したほか、トップメディアにて、魚介類と日本酒の相性を訴求する記事・企画を組んで発信し、「魚介類×日本酒」の流行感・納得感を醸成しました。
  • ミシュランとタイアップし、魚介類と日本酒の相性を理解・体験できるイベントを開催し、メディア・インフルエンサーにイベントでの体験を発信しニュース化させました。

香港

  • 「魚介類に最も合うアルコール飲料は日本酒である」というポジションを確立するため、Seafood loves sakeというキーメッセージとともに、魚介類に日本酒を合わせることを新しい文化・習慣として訴求する動画を、様々なサイト・SNS、および屋外モニターにて配信しました。
  • 当プロモーションのローンチイベントを開催し、現地メディア約30社から情報発信がなされ、「魚介類×日本酒」の流行感・納得感を醸成しました。
  • 各レストランでは、魚介類×日本酒のオリジナルペアリングセットを期間限定で開発・提供し、注力店では、日本酒ソムリエが直接消費者に推奨・解説を行い、魚介類と日本酒のペアリングを体験する消費者を増やしました。

中国

  • 上海において、うま味を活かした日本料理と日本酒の相性を訴求し、グルメサイト「大衆点平」とタイアップして市内の和食レストラン50店舗にて日本酒ペアリングセットを提供しました。また、中国最大級の動画レシピSNS「日食記」とタイアップした日本酒ペアリング動画を制作・拡散するとともに、日食記のアンテナショップにて試飲販売を実施しました。
  • 深圳において、魚介類と日本酒の相性を訴求しました。商業施設「Upper hills」とタイアップし、同施設内の和食レストラン12店舗にて日本酒ペアリングセットを提供したほか、同施設イベントスペースに日本酒試飲スペースを設置し、消費者が日本酒を体験する場を創出しました。

2018年度に実施したプロモーション

ACTIVITIES IN 2018

英国

  • 現地で飲める銘柄を紹介すると共に、「キーディッシュ×日本酒」が実際に味わえるレストランの予約サイトへ消費者を送客する、日本酒情報発信サイトを開設しました。
  • オンライン・雑誌・バス停のデジタルサイネージ等の各種メディアにて「キーディッシュ×日本酒」を訴求する広告を展開し、約6千5百万の総露出数を獲得、消費者の日本酒の購入意向を向上させました。
  • ロンドンのレストラン約40店で、期間限定で「キーディッシュ×日本酒」のスペシャルメニューを提供する 『SAKE WEEK』 を開催し、延べ約1万9千人以上の消費者が参加しました。

米国

  • 現地で飲める銘柄を紹介すると共に、「キーディッシュ×日本酒」が実際に味わえるレストランの予約サイトへ消費者を送客する、日本酒情報発信サイトを開設しました。
  • オンライン・雑誌・タクシーの車内モニター等の各種メディアにて「キーディッシュ×日本酒」を訴求する広告を展開し、約1億2千万の総露出数を獲得、消費者の日本酒の購入意向を向上させました。
  • ニューヨークのレストラン約30店で、期間限定で「キーディッシュ×日本酒」のスペシャルメニューを提供する 『SAKE WEEK』 を開催し、延べ約5千人以上の消費者が参加しました。

フランス

  • 日本の組織/企業としては初めて、ミシュランレストランガイド発行記念パーティーとタイアップし、現地星付きレストランの日本酒への興味・関心を喚起しました。
  • 現地飲食事業者を対象に、日本酒の成り立ち、基礎知識、飲み方、周辺文化等を啓発して「キーディッシュ×日本酒」を体験してもらうシンポジウムを開催し、参加者の日本酒の取扱意向を向上させました。
  • パリのレストラン約100店で、期間限定で「キーディッシュ×日本酒」のスペシャルメニューを提供する 『SAKE Japonais WEEK』 を開催し、延べ約1万人の消費者が参加しました。

シンガポール

  • トップレストランのシェフ/ソムリエを日本に招聘して、酒蔵訪問などを通じて日本酒文化を体験してもらい、帰国後、日本酒を自店のワインリストに導入すると共に、日本酒文化の発信拠点となってもらいました。

2018年7月以前に実施したプロモーション

-2018.07 PROMOTION

英国

  • 現地で飲める銘柄を紹介し、「キーディッシュ×日本酒」が実際に味わえるレストランの予約サイトへ消費者を送客する、日本酒情報発信サイトを開設しました。
  • 雑誌、デジタル、およびバス停のデジタルサイネージ等で 「キーディッシュ×日本酒」の広告を展開し、消費者に対して約5,000万の総露出数を獲得、日本酒の購入意向を向上させました。
  • 欧州最大規模の消費者向けのレストランイベント「Taste of London」に日本酒ブースを初出展し、複数銘柄の試飲提供を実施。国内事業者様、現地代理店様と一体となり、合計2万杯以上の試飲提供を行いました。

動画コンテンツ・お役立ちツール

MOVIE・TOOL

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