K-ETA申請の際の「よくある質問」

(韓国、日本)

ソウル発

2022年11月02日

日本から韓国へのビザなし入国が11月1日から再開された。ただし、入国時には電子渡航認証(K-ETA)外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますを通じた旅行許可が必要だ。そこで、K-ETAのウェブサイトに掲載されている「よくある質問」の一部を以下のとおり紹介する(2022年10月19日記事2022年10月21日記事参照)。

Q:K-ETAの申請書を作成するときに何が必要ですか。

A:有効なパスポートと電子メールアドレス、K-ETA申請の手数料の決済が可能なクレジットカードまたはデビットカードを用意しなければなりません。また、モバイルアプリケーションを利用せずにPCから申請を行う場合には、顔写真をアップロードするための写真ファイルが必要となります。

Q:K-ETAの許可を受けると、韓国でどれくらいの期間滞在できますか。

A:一般的に、90日を超えない期間となりますが、国籍に応じて韓国内で滞在可能な期間が異なります(日本の場合は90日)。

Q:K-ETAの申請から審査結果が出るまでどれくらいかかりますか。

A:K-ETAを申請した後、通常は72時間以内に電子メールで審査結果を受け取ることができますが、状況(国・地域ごとの申請件数の増加、申請人の状況など)によっては、数日以上かかる場合もあります。

Q:K-ETAの手数料はいくらですか。不許可の場合、手数料は返金されますか。

A:K-ETAの手数料は1万ウォン(約1,040円、1ウォン=約0.104円、付加手数料を除く)です。手数料を支払った後は、不許可の場合でも返金されません。

Q:K-ETAの有効期間はどれくらいですか。

A:K-ETAの有効期間は許可を受けた日から2年となります。ただし、K-ETAを申請する際のパスポートの有効期限が2年以下である場合は、当該パスポートの有効期限までK-ETAは有効となります。

Q:韓国のビザを所持しています。この場合もK-ETAの許可を受けなければならないですか。

A:いいえ。韓国のビザを所持する人は追加的にK-ETAを受ける必要がありません。

Q:K-ETAを申請する際に必要な顔写真のファイルはパスポートの写真と同じものでなければなりませんか。

A:いいえ。パスポート写真と同様の顔写真ではなくてもいいですが、以下のような条件を満たさなければなりません。

  • カラー写真であること
  • JPG形式
  • ファイル容量は100キロバイト(KB)以下
  • 画像サイズは700×700ピクセル以下
  • 帽子やスカーフ、サングラスなどは着用しない
  • 派手な服の着用を控える
  • 画像の75%に顔全体が映るようにし、目を開けたままカメラを正面から撮影した写真

Q:K-ETAの申請書を作成するのにどれくらいの時間がかかりますか。

A:約10分程度かかります。

Q:顔写真をアップロードする際にファイル容量が超過したと表示されます。どうすればいいですか。

A:写真の容量や大きさの変更が難しい場合、K-ETAのアプリをGoogle Play(Android)またはApp Store(iPhone)からダウンロードし、モバイルアプリを通じて申請すると、写真を提出する際に写真ファイルのサイズと大きさが自動で調整されるため、申請が簡単になります。

Q:K-ETA申請書を提出して申請番号をもらいましたが、しばらくした後、申請が完了しておらず、申請書を提出しないと申請書が削除されるという内容のメールが届きました。

A:削除の予定をお知らせする内容のメールは、一時保存したK-ETA申請書がある場合に届きますが、K-ETAの承認通知メールを受領、またはK-ETAウェブサイトの「K-ETA申請の結果」→「K-ETAの結果の照会」で許可を受けたことが確認された場合は、当該メールは無視してください。

(当間正明)

(韓国、日本)

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