中国、ビザ申請時の招聘状を不要とする動き

(中国、韓国、インドネシア、チェコ)

北京発

2022年06月13日

中国政府は、中国へのビザ申請に当たって必要としている招聘(しょうへい)状の提出を不要とする動きを始めた。現在、新型コロナウイルスの影響により、多くの国でビザの種類に応じて中国への入国に際し、通常の申請書類に加えて、中国政府機関が発給する招聘状の提出が求められている。

不要となる場合の詳細は、各国の中国大使館のウェブサイトなどで発表されている(以下、日付はいずれも各大使館ウェブサイトに記載のもの)。

6月8日に在韓国大使館が6月13日から適用の新たなビザ申請に必要な書類を公表、Fビザ(注1)、Mビザ(注2)のみ招聘状が必要とされている。

同日に在インドネシア大使館は、6月20日から中国での就業に際してのビザ申請は外国人来華工作許可通知(就業許可通知)があれば招聘状は不要と発表 した。

6月10日に在チェコ大使館は、中国内の主管部門が中国での就業を許可した場合 は招聘状の提出は不要と発表した。新たな規定は6月9日付で即日施行としている。

日本についても、ビジネス目的で中国を訪問するビザ取得には招聘状が必要としているが、地方によっては発給を停止していたり、滞っていたりするなどの状況があり、出張や駐在員の赴任に大きな影響が生じている。中国に進出する日系企業などで構成する中国日本商会も「中国経済と日本企業2021年白書」などで招聘状の迅速な発給を訴えてきた(2021年6月17日記事参照)。

(注1)外国人の中国における交流・訪問・視察などのためのビザ。

(注2)商業貿易活動のためのビザ。

(河野円洋)

(中国、韓国、インドネシア、チェコ)

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